最新情報

【RCJJ2024】各競技のローカルルールについて【茨城ブロック大会】

★各競技のローカルルールについて★

RCJJ2024茨城ブロック大会は、以下の方法にて開催をします。

参加チーム及びメンターは詳細を確認の上、エントリーと準備を進めてください。皆さんのクリエイティブなロボットを拝見することを楽しみにしております。

********************

【OnStage】

1)ルール
RCJJ2024県央ノード・県南ノードは、ロボカップジュニア・ジャパンオープン 2024 競技運営指針 に準じてルールを適用します。
現時点で2024ルールの告知がないため、OnStage競技ルールは2023年度版を適用します。
※ジャパンオープン・世界大会では異なるルールが適用される場合があります。

《ワールドリーグ》
●OnStageワールドリーグルール2023
●OnStageワールドリーグスコアシート2023

《日本リーグ》
●OnStage日本リーグルール2023
●OnStage日本リーグスコアシート2023


• 各チームに与えられる時間は7分とする。その中でパフォーマンスは1分30秒以上であること。
 与えられた7分の間であればリスタートできるが、7分経ったときに演技を終了させ、その時点から減点対象になる
※減点の基準については、ロボカップジュニアジャパンオンステージ技術委員会ブログをご確認ください。
• ステージサイズについては茨城ブロック大会及び県央県南ノード大会では、『4m×3m』で実施します(ローカルルールを適用)。
• パフォーマンスエリアへ同時に入ることのできる人間のチームメンバーの数に制限は設けない

2)パフォーマンス審査のローカルール

・ステージサイズは『4m×3m』で実施します。※ブロック大会も同様

3)インタビュー審査のローカルルール

プレゼンの時間については、演技の内容、各メンバーの役割、各ロボットの技術的な説明を行ってください。
質疑応答は審査員からの質問に答える時間となります。

《ワールドリーグ》
・インタビュー時間は15分とする(プレゼン10分以内)

《日本リーグ》
・インタビュー時間は10分とする(プレゼン5分以内)



4)提出物について

・プレゼンテーションポスター(WL・NL共通)
・テクニカルシート(NL)、テクニカルディスクリプションペーパー(WL)
・(WLのみ)テクニカルデモンストレーションビデオ(TDV)

5)音源・映像について
・⽇本国内の⼤会においては著作権の関係上、各リーグルール内記載の「使⽤⾳楽に関するガイドライン」に沿って準備すること。
今後、オンライン大会への変更に備え、著作権フリーの音源を使用することを推奨します。
・音源の提出方法
 ・CD
 ・USBメモリースティックにMP3形式で保存 ★推奨
 ・映像・マルチメディアプレゼンテーション内に埋め込み ★推奨 
 ※PCは各チームで用意し、HDMIケーブルを通して音源が再生されることを確認しておくこと。
・本大会では、映像及びマルチメディアプレゼンテーション再生用にプロジェクターとスクリーンを用意します。
・映像及びマルチメディアプレゼンテーションの再生を希望するチームは各チームでPC等の再生機器を用意すること。
・大会側でHDMIケーブル(タイプA)1本を用意します。その他、変換に必要となるアダプタ等は各チームで用意すること。
・事前に提出方法及び再生方法のアンケートを行います。提出物の提出と同時に行うので、各チームで事前に確認しておきましょう。

【レスキュー】

レスキュー競技は、「WL(ワールドリーグ)」は2023年ルール「NL(日本リーグ)」は2024年ルールで実施します。

詳細は以下のURLを参照してください。

≪ワールドリーグ≫
●ロボカップジュニアレスキューライン2023年ルール 日本語翻訳版
●ロボカップジュニアレスキューメイズ2023年ルール 日本語翻訳版

≪日本リーグ≫
●ロボカップジュニア 日本リーグ レスキューライン 2024年ルール
●ロボカップジュニア 日本リーグ レスキューメイズ 2024年ルール

茨城ブロックの各ノード大会におけるレスキュー競技の指針とルール細則を以下に記載しますので、確認ください。

≪レスキューライン≫

★コース設定についての基本的な指針

・ルールに規定されたレスキューライン競技のロボットに求められる基本的なライントレース能力、基本的な得点要素をクリアする能力の有無が確認できる難易度にする
・いずれも、ルールの範囲内で基本的なコースとジャパンオープン大会を意識したレベルのコースを設定する

★細則

1)ライントレース

以下の要素およびその複合で構成する。
・直線 坂の上り降り、2階部分も構成
・大きな曲率のカーブ
・小さな曲率のカーブ
・S字カーブ
・直角
・直角よりも鈍角で接続する直線
・丁字路(WLのみ)
・十字路(WLのみ)
・行き止まり(WLのみ)

以下の要素は設定しない。
・直角よりも鋭角なライン

2)ギャップ

・15cm程度までを目安に設定する

3)減速バンプ

・救助ゾーンに配置しない
・ルールに許可された高さの範囲で丸い形状、四角い形状、三角の形状等の減速バンプが配置される可能性がある

4)交差点・行き止まり(WLのみ)

・緑のテープで使用するカラーは「中川ケミカルのCS421」を使用する
・1タイルに複数の交差点は配置しない(同じ交差点を別方向から複数回通過することはある)
・タイルに対して十文字、ト字(逆ト字、T字)に配置した直線以外への交差点は配置しない

5)障害物

・直線上に配置する(NLのみ)
・救助ゾーンに配置しない

6)救助ゾーン

・被災者の配置はルールの規定に従う
・避難場所の配置は、避難場所・レスキューキットのレベル申告の際に、サイコロを振って決定する
・入口には銀色のテープ(アルミテープ)を貼る。
・出口には黒のテープ(ビニールテープ)を貼る(WLのみ)
・WLの避難場所の色は、以下のものを使用する
 緑 中川ケミカルのCS421 ※交差点の緑のテープと同じ
 赤 中川ケミカルのCS122 ※ゴールの赤のテープと同じ

7)その他

・競技中にロボットを持ち上げるためのハンドルが必要
・レスキューキットは「ロボカップジュニアレスキューライン–2023年ルール」に準拠する(WLのみ)
・ゴールタイルの赤線は中川ケミカルのCS122を使用する(WLのみ)

8)アリーナ

・床や壁は、白のメラミン材またはプラスチックダンボールを養生テープで貼り合せて作る。
・必要に応じて、白のビニールテープや養生テープで補強・補修する。
・壁・・・・避難ゾーンには、高さ約10cmの壁がある
・ライン・・幅約20mmの黒ビニールテープタイルに貼る
・タイル・・白のメラミン材を30㎝×30㎝に切ったもの
・切れ目・・最大20cmの切れ目を設定する
・障害物・・レンガなどを使用しタイルに固定しない
・減速バンプ・・アリーナの任意の位置に配置する。減速バンプはテープで床に固定し、上に黒線を貼る
・瓦礫・・・爪楊枝や小さな木ダボなどの高さ最大3mmの小さな材料を使用する。
・シーソー・シーソーのタイル下に置く支柱の高さは5.5cm、板の長さが32cmとする(WLのみ)
※壁はテープで固定するため、多少の凸凹がある。タイルの接続部分などは、段差や隙間がある。
・照明・磁気の状態はフィールドにより異なる

9)被災者

【WL】
・被災者には、LEGO®マインドストーム®NXTのボールを使用する
・被災表面をアルミテープで覆った被災者(生きている被災者)と、黒の布ガムテープで覆った被災者(死んだ被災者)がある
・被災者の重さは、約20g
・被災者は審判が適当な位置に置くこととする

【NL】
・被災者は緑のテープで作成した被災者(生きている被災者)と、黒のテープで作成した被災者(死んだ被災者)が配置される(複数)
・緑のテープで使用するカラーは「中川ケミカルのCS421」を使用する
・被災者の数や位置はコース設計者によって決定される

10)車検

・競技前に車検を行う。チ-ムメンバー全員で車検を受けること
・車検時に車検シートを提出すること。
・「公開技術評価(WL)」「技術評価(NL)」は、車検時にインタビュー形式で行う。
・車検項目は以下の4つである
❶25cm×25cmの戸口をくぐれる車体であること
❷ハンドルの取り付けがされていること
❸禁止事項に触れていないか・構造に問題がないこと
❹インタビュー
 ・「公開技術評価(WL)」「技術評価(NL)」に相当する内容
 ・メンバー各自の役割や大会への取り組みを通して学んだこと
・競技までに車検に合格できなかった場合、競技記録は正式記録とはならない
・競技会の最中にロボットに変更を加えた場合は、チームは再検査を受けなければならない。競技中、検査をする審判員は審判を行っているため、再検査を行えない場合がある。時間に余裕をもって行うこと。

【禁止事項】
・各採用ルールに準拠する。
【WL】NXT LineLeaderやレーザーは使用禁止とする
ただしClass 1,2規格のレーザーのみ使用可(使用する場合にはレーザーのデーターシートを提出すること)
ロボカップジュニアで使用を認められた種類以外の無線通信機能を搭載しているロボットは、それが動作しないことをチームが証明すること
【NL】レーザーや無線通信は使用禁止とする

11)ルール解釈/「得点」審判のジャッジ・判断基準

ルールの運用は2020年版審判講習資料に従う。

●審判講習資料 レスキュー ライン 2020年度版

●審判講習資料 レスキュー メイズ 2020年度版

12)競技時間

・1回「8分」

13)競技回数

・1チーム2回の競技を行う

14)競技の開始

・前の競技が終了し、審判の準備ができ次第、次の競技を開始する
・各チームは競技の進行状況を確認し、自チームの順番の時にはアリーナに揃っているようにする
※競技順になった時に、そのチームがアリーナに居ない場合でも、探したり呼びに行ったりはしないので注意すること
・競技時間の中で、調整(センサーの値の確認、プログラムの修正)をすることができる
・調整時間には、ロボットを競技エリアから出してパドックで作業することもできる
・一旦得点走行を開始した後は、調整をすることはできない

15)順位付け

・2回の競技の合計得点で順位を決定する
・同点の場合は以下の順番で順位を決定する
(1)被災者救助が完了するまでの時間が短い方が優位
(2)救助に成功した被災者の数が多い方が優位
(3)競技進行停止の回数が少ない方が優位
(4)チェックポイントの得点が多い方が優位
それでも順位が付かなかった場合には、順位決定戦を行う。

16)競技進行停止について 

・以下の場合に競技進行停止とする

(1)ロボットが黒いラインから逸れて次のタイルまでに復帰できなかった場合
(NLルール4.5セクションの最後の図を参照)
(2)ロボットがフィールド設計者の意図と異なる順序のラインを進み始めた場合
(3)ロボットがフィールドを構成するタイルから落下するなど、完全にフィールドから外れた場合
(4)交差点を指示された方向に進めなかった場合
(5)救助ゾーンに入ったロボットが、被災者を救助していないのに避難ゾーンから出た場合
(6)チームキャプテンが競技進行停止を宣言した場合
(7)審判が競技進行停止を宣言した場合

・競技進行停止になった場合は、一つ手前のチェックポイント(またはスタートタイル)から再スタートする
・同じ場所経路(次のチェックポイントまでの間)で3回以上競技進行停止となった場合は、再スタート位置として、一つ手前のチェックポイントか次のチェックポイントをチームキャプテンが選択する
・競技進行停止で、ロボットを再スタートする際、電源の入れ直し、プログラムのリセットはして良いが、ロボットの修理や設定入力、プログラムの切り替えはできない。
・車体を変形・解体させるような操作は、修理とみなされ失格になる場合がある
・避難ゾーンで競技進行停止となった場合、被災者は移動しない(元の場所に戻さない)ロボットが被災者を保持していた場合は、避難ゾーンの中央あたりに戻す

※以下の場合は、審判の判断で競技進行停止とする場合がある。
・ロボットが停止して動かない、動きが非常に遅い、壁を押し続けるなど、競技が進まないと判断した場合(おおむね20秒間の動きで判断する)
・チームメンバーが審判の指示がないのにロボットに触れた場合
・ロボットが壁を押し続けるなど、アリーナを傷つけると想定される場合
・チームメンバーがアリーナに触れた場合

17)注意事項

・得点走行中にロボットが破損しても、競技中の修復はできない
・ロボットやチームメンバーが故意に壁を壊すなど、アリーナを傷付けたり、汚したりした場合はそのチームは失格とする
・ルールでは、競技アリーナに近づけるのはキャプテンだけ、となっているが、チームメンバー全員が競技の時にはアリーナの近くで見てよい
・ルールでは、競技時間中調整中にロボットが自走することを禁止しているが、競技時間を使って自走させてもよい
・被災者のボールが避難ゾーンの入口から外に出た場合、救助不能とみなし取り除く

≪メイズ≫

原則採用ルールに準じます。今後の運営ローカルルールを設定します。
※この項目に情報を更新していきます。